代表インタビューの質問例と作り方|社長・経営者の言葉を引き出す実務ガイド

代表インタビューの質問で本当に大切なのは、質問を数多くそろえることよりも、「この記事で何を引き出したいか」というゴールから逆算して質問を組み立てることです。目的があいまいなまま質問を並べても、当たり障りのない答えばかりになり、経営者の言葉が伝わる記事にはなりません。

この記事では、社長・経営者インタビューの質問例と記事の作り方を、目的設定・事前準備・質問の構成順・カテゴリ別の質問例・短時間で本質を突くコツ・失敗の防ぎ方・質問票の実務まで、順を追って解説します。取材の時間が短く、専任の広報がいないベンチャー・中小企業でも使える実務ガイドです。なお、熱狂ベンチャーナビには、ベンチャーから上場企業まで幅広い経営者インタビューが掲載されています。求人広告に頼らず、経営者の言葉で自社の魅力を届けたい方は、掲載のご相談もご検討ください。

目次

代表インタビューの質問で大事なのは「ゴールから逆算する」こと

代表インタビューの質問づくりで最初にやるべきは、質問例を集めることではなく、記事のゴールを決めて、そこから逆算して質問を組み立てることです。 「採用で共感してくれる人を増やしたい」のか、「取引先に事業への本気度を伝えたい」のか、ゴールが違えば聞くべきことも変わるからです。目的が定まると質問の軸が決まり、限られた取材時間を的外れな質問に使わずに済みます。

やりがちなのは、他社の質問リストをそのまま流用して、目的とずれた質問を並べてしまうことです。質問の一覧は便利ですが、「自社は何を引き出したいのか」という軸がないまま使うと、答えが総花的になり、経営者の言葉が印象に残らない記事になります。 まずはゴールを一文で言葉にし、それに沿う質問だけを残す。この順番を守るだけで、同じ取材時間でも記事の密度が変わってきます。

ゴールから逆算する質問づくりと、リスト流用の質問づくりは、次のように性質が異なります。

比べる点リストを流用する質問づくりゴールから逆算する質問づくり
出発点他社の質問例をそのまま並べる記事で引き出したいことを先に決める
質問の軸ぶれやすく総花的になる目的に沿って一貫する
答えの深さ当たり障りのない回答になりがち具体的なエピソードを引き出せる
向く場面とにかく網羅したいとき限られた時間で本質を突きたいとき

質問を作る前に押さえる「準備と設計の3ステップ」

質問例に入る前に、良い記事を左右する準備と設計があります。次の3ステップを押さえておくと、当日の質問が生きてきます。

  • 事前リサーチで相手を理解し、仮の記事構成を先に描く
  • 質問の順序を「過去・現在・未来」で組み立てる
  • 質問の数と時間配分を、取材時間に合わせて決める
代表インタビューの準備と設計の3ステップ。1 事前リサーチで相手を理解し仮の記事構成を描く、2 質問の順序を過去・現在・未来で組み立てる、3 質問の数と時間配分を取材時間に合わせて決める。
代表インタビューの準備と設計の3ステップ。1 事前リサーチで相手を理解し仮の記事構成を描く、2 質問の順序を過去・現在・未来で組み立てる、3 質問の数と時間配分を取材時間に合わせて決める。

① 事前リサーチで相手を理解し、仮構成を描く

本音や深いエピソードを引き出す最大の鍵は、話し方のテクニックよりも、相手への事前リサーチの深さです。 公式サイト・SNS・過去のインタビューや講演・ニュースを調べ尽くし、記事の仮の構成を大枠まで描いてから臨むと、当日は答え合わせと深掘りに集中できます。

良い準備の例は、経営者が過去にどこかで語った創業のきっかけを把握したうえで、「その原体験を、もう少し詳しく聞かせてください」と踏み込む聞き方です。すでに公開されている情報をなぞる質問は相手を退屈させ、「調べれば分かることを聞く人」と受け取られると、本音は引き出せません。 注意したい例は、準備不足のまま経歴や事業内容を取り違えて質問し、信頼を損ねてしまうことです。調べ尽くしたうえで臨む姿勢そのものが、経営者に「この人には話してもいい」と思ってもらう土台になります。

② 質問の順序は「過去・現在・未来」で組む

質問は思いつくままに並べず、答えやすい流れになるよう順序を設計します。 基本情報から入り、過去(創業やこれまでの歩み)、現在(いまの事業や課題)、未来(今後の展望)へと時系列でつなぐと、経営者が記憶をたどりやすく、話が自然に深まっていきます。

良い進め方は、いきなり重い質問をぶつけず、答えやすい「現在」の話題から入って場を温め、そこから過去の背景や未来のビジョンへ広げていく組み立てです。冒頭を答えやすい質問にすると、相手の緊張がほぐれ、後半の踏み込んだ質問にも本音で答えてもらいやすくなります。 逆に、順序を無視して話題があちこち飛ぶと、経営者も思考が切り替わらず、断片的な回答が並ぶだけになりがちです。時系列という一本の軸を通すことが、読みやすい記事づくりにもつながります。

③ 質問の数と時間配分を決める

質問は多ければよいわけではなく、取材時間に対して答えを深掘りできる数に絞ります。 何問が正解、という決まった基準があるわけではありません。1問あたりどこまで掘り下げたいかを先に決め、取材時間から逆算して数を割り出すほうが、実態に合います。取材相手や掲載する媒体、どこまで具体的なエピソードを引き出したいかによっても、聞ける数は変わってきます。質問を詰め込みすぎると、一つひとつが浅くなり、印象に残らない記事になってしまいます。

多忙なベンチャー経営者の取材では、そもそも長い時間を取れないことも多いものです。短い取材ほど、質問数を絞って「本当に聞きたいこと」に時間を使う設計が効きます。 聞きたいことを全部詰め込むより、核になる質問を数問決め、時間が余れば広げる、という優先順位のつけ方をしておきましょう。次の章のカテゴリ別質問例から、自社のゴールに合うものだけを選ぶのがおすすめです。

カテゴリ別に見る代表インタビューの質問例

ここからは、実際に使える質問例をカテゴリ別に紹介します。すべてを聞く必要はなく、記事のゴールに合わせて必要なカテゴリから数問ずつ選ぶのが使い方です。

事業・会社についての質問例

会社そのものや事業の全体像を伝えるための質問です。読者が「何をしている会社か」をつかむ土台になります。

  • 創業のきっかけや背景を教えてください
  • 事業内容を、初めて知る人にも分かるように説明していただけますか
  • 会社の強みや、他社との違いはどこにありますか
  • 業界の現状や、これからの変化をどう見ていますか

ミッション・ビジョン・バリューを深掘りする質問例

理念やパーパスは、共感で選んでもらううえで欠かせないテーマです。「何を掲げているか」だけでなく、「なぜそう考えるに至ったか」という背景ストーリーまで聞くと、言葉に体温が宿ります。

  • 会社の理念やミッションに込めた想いを教えてください
  • その理念にたどり着いた原体験やきっかけは何でしたか
  • 日々の意思決定で、いちばん大切にしている価値観は何ですか
  • 事業を通じて、社会にどんな変化を起こしたいですか

経営・組織についての質問例

経営者としての判断軸や、組織づくりの考え方を引き出す質問です。人柄や仕事観が伝わりやすい領域です。

  • 経営判断で、特に意識していることは何ですか
  • 組織やチームをつくるうえで大切にしていることを教えてください
  • 経営者としてのやりがいを感じるのは、どんな瞬間ですか
  • これまでで最も難しかった意思決定は何でしたか

エピソード・原体験を引き出す質問例

記事にいちばん深みを与えるのが、具体的なエピソードです。抽象的な答えが返ってきたら、「たとえば、どんな場面でしたか」と一段掘り下げると、その人ならではの話が出てきます。

  • 就任当初や創業期に、いちばん苦労したことは何でしたか
  • その困難を、どう乗り越えましたか
  • これまでの失敗と、そこから得た教訓を教えてください
  • 忘れられないプロジェクトや出来事はありますか

社長本人・パーソナルについての質問例

人物像を立体的に見せる質問です。読者が「この人と働きたい」と感じるきっかけになります。

  • 影響を受けた人物や書籍を教えてください
  • 座右の銘や、大切にしている言葉はありますか
  • 休日の過ごし方や、仕事以外で夢中になっていることは何ですか
  • 経営者になっていなければ、何をしていたと思いますか

今後の目標・ビジョンについての質問例

未来を語ってもらい、成長性や将来像を伝える質問です。記事の締めにも向いています。

  • これから挑戦したいことや、短期・中長期の目標を教えてください
  • 会社をどんなふうに成長させていきたいですか
  • 一緒に働く仲間に、どんなことを期待していますか
  • この記事を読んでいる方へ、メッセージをお願いします

短い取材で本質を突く「絞り込み10問」の作り方

ベンチャー経営者の取材は、時間が30分ほどしか取れないことも珍しくありません。時間が限られるほど、網羅より優先順位が大切になり、少ない質問で核心を突く設計が効きます。 質問例から自社のゴールに合うものだけを選び、10問前後に絞る作り方を紹介します。

役割質問の狙い配分の目安
導入(現在)答えやすい話題で場を温める冒頭の1〜2問
原体験(過去)創業のきっかけ・原体験を掘る核になる2〜3問
理念・価値観なぜこの事業かを言葉にしてもらう核になる2〜3問
転機・失敗具体的なエピソードで深みを出す1〜2問
未来・メッセージ展望と読者へのひと言で締める締めの1〜2問

コツは、冒頭と締めを自由に語れるオープンな質問にし、途中でクローズドな質問を挟んで焦点を絞ることです。「はい・いいえ」で終わる質問だけでは話が広がらず、自由に話せる質問だけでは焦点がぼやけます。 5W1Hで「なぜ」「どのように」を掘り下げつつ、要所で事実確認を挟むと、短時間でも密度の高い話が引き出せます。時間が余ったらパーソナルな質問で人柄を足す、という順番にしておくと安心です。

成長ステージ別に変える質問の軸

同じ経営者インタビューでも、会社のフェーズによって読者が知りたいことは変わります。自社や取材先の成長ステージに合わせて質問の軸をずらすと、そのフェーズならではの魅力が引き出せます。

フェーズ特に効く質問の軸引き出したい魅力
創業初期なぜこの事業を選んだか・原体験志と本気度
成長期資金調達・ピボット・失敗からの学び成長のリアルと胆力
拡大期カルチャー・採用で大切にする価値観組織としての魅力
上場前後・成熟期次のフェーズへの展望・社会的意義将来性と社会性

創業初期の会社なら、事業の完成度より「なぜ始めたのか」という原体験に共感が集まります。成長期の会社なら、うまくいった話だけでなく、ピボットや失敗からの学びを率直に語ってもらうほうが、読者の信頼を得やすいものです。どのフェーズでも共通するのは、きれいごとだけでなく、そのステージ特有の葛藤まで語ってもらうと、言葉に説得力が生まれることです。

経営者インタビューでやりがちな失敗と、その防ぎ方

質問例をそろえても、聞き方や進め方で台無しになることがあります。多くの失敗は、準備不足と、相手への配慮の欠如から起こります。 事前に知っておけば、ほとんどは防げます。

よくある失敗何が起きるか防ぎ方
準備不足で経歴や事業を取り違える信頼を失い、本音を語ってもらえない事前リサーチを徹底し、仮構成まで描く
答えを誘導する質問をする経営者の本当の言葉が引き出せない自由に話せるオープンな問いにする
専門用語を丸投げして質問する話がかみ合わず、読者にも伝わらない平易な言葉に置き換えて聞く
質問を詰め込みすぎる一問ずつが浅くなり印象に残らない数を絞り、深掘りに時間を使う
PR色が強すぎる構成にする宣伝臭で読まれず、共感されない読者が知りたいことを軸に組み立てる
沈黙を怖がって話を継ぐ相手が考えて語る前に遮ってしまう相手が話し出すまで少し待つ

とくに大切なのは、当日の進め方です。始めに軽いアイスブレイクで場をほぐし、録音・録画の了承を得たうえで記録し、あとは傾聴に徹すること。話すのは経営者、聞き手は引き出す側という役割を守ると、その人ならではの言葉が自然に出てきます。 相手の属性や場面に合わない質問を避け、褒めと踏み込みの匙加減を調整する配慮も欠かせません。

質問票の作り方と、事前共有の実務

質問がまとまったら、質問票として文書化し、依頼とあわせて相手に伝えます。質問票は「全部渡すか、テーマだけ渡すか」を、狙いに応じて決めるのが実務のポイントです。 すべて渡すと相手は準備しやすくなりますが、答えが用意された優等生的なものに寄りがちです。テーマや大枠だけを共有すると、その場の生きた反応を引き出しやすくなります。

依頼メールでは、取材の目的・所要時間・当日の流れ・掲載先を簡潔に伝えると、相手も安心して臨めます。質問票の作り方を、次のように整理しておきましょう。

項目書いておくこと
取材の目的この記事で何を伝えたいか
所要時間30分・60分など、拘束時間の目安
質問の大枠過去・現在・未来など、聞くテーマの流れ
事前共有の範囲全質問を渡すか、テーマだけ渡すか
当日の進め方録音・撮影の有無、確認のフロー

渡す範囲を決めておくと、経営者も準備の負担を見通せて、当日の対話がスムーズになります。 加えて、生成AIに質問のたたき台を作らせ、抜け漏れや偏りをチェックする使い方も有効です。ただしAIの案は一般論に寄りがちなので、事前リサーチで得た相手固有の情報を足して、自社のゴールに合う質問へ仕上げることが欠かせません。

記事化の流れと、原稿確認までの進め方

取材が終わったら、記事の形にまとめます。インタビュー記事には型があり、狙いに合った形式を選ぶと、経営者の言葉が伝わりやすくなります。

記事の形式特徴と向く場面
Q&A形式質問と回答をそのまま見せ、テンポよく読ませたいとき
対談・モノローグ形式語りの熱量や人柄を、生の言葉で伝えたいとき
一人称・ルポ形式経営者本人の視点で、想いを一貫して描きたいとき
三人称形式客観的な描写で、事業の信頼性を伝えたいとき

記事化の流れは、文字起こしから始め、冒頭で人物や会社を簡潔に紹介し、話の流れを重視して構成し、最後に読者へのメッセージで締める、という順番が基本です。書き上げたら、必ず本人と、必要に応じて第三者に内容を確認してもらいます。 事実誤認や、公開してほしくない発言が残っていないかを確かめる工程は、経営者の信頼を守るうえで欠かせません。写真や動画などのビジュアルも、記事の印象を大きく左右するため、撮影の段取りまで含めて計画しておくとよいでしょう。

インタビュー記事化の流れ。1 文字起こし、2 冒頭で人物や会社を簡潔に紹介する、3 話の流れを重視して構成する、4 読者へのメッセージで締める、5 本人と、必要に応じて第三者に確認してもらう。
インタビュー記事化の流れ。1 文字起こし、2 冒頭で人物や会社を簡潔に紹介する、3 話の流れを重視して構成する、4 読者へのメッセージで締める、5 本人と、必要に応じて第三者に確認してもらう。

質問設計にここまで手をかける理由

質問設計に時間をかける価値は、経営者の言葉が採用や広報の場面で長く効くからです。厚生労働省の労働経済白書は、仕事を探したときに重視した条件を2017年と2023年の調査で比べています。とくに女性では仕事内容や職場の雰囲気を絶対条件とする割合の伸びが大きく、賃金や休日といった労働条件以外にも、求職者が重視する要素が増えている可能性があるという分析です。経営者の考えや会社の価値観が伝わる情報は、こうした求職者の関心に応える材料といえるでしょう。

だからこそ、理念や原体験を経営者の言葉で語ったインタビューは、求人票だけでは伝わらない魅力を届ける手段になります。よく練られた質問で引き出した一次情報は、採用でも広報でも、長く使える資産になっていきます。なお、経営者の言葉がどう記事になるかは、熱狂ベンチャーナビの代表インタビューでも見られます。

参考:厚生労働省「令和6年版 労働経済の分析 第II部第1章 人手不足の背景」

代表インタビューの質問づくりを点検するチェックリスト

ここまでのポイントは、そのまま自社の質問づくりを点検する基準に使えます。次の項目を、これから作る質問や取材の準備に当てはめて確認してください。

領域チェック項目確認
目的この記事で何を引き出したいか、ゴールを一文で決めているか☐
準備公式サイト・SNS・過去の記事を調べ、仮構成を描いたか☐
設計質問を過去・現在・未来の流れで組み立てているか☐
設計取材時間に合わせて質問数を絞り、深掘りの余地を残したか☐
質問オープンとクローズドの質問を使い分けているか☐
質問理念・原体験など、そのフェーズならではの軸を入れたか☐
進行録音・録画の了承を得て、傾聴に徹する準備があるか☐
共有質問票をどこまで事前に渡すか、狙いに応じて決めたか☐
記事化記事の形式を選び、本人確認まで工程に入れているか☐

空欄が多いほど、準備や設計に伸びしろがあります。 すべてを完璧にそろえる必要はなく、ゴールと事前準備という土台からそろえていくと、質問の精度が上がっていきます。

経営者の言葉を届けるなら熱狂ベンチャーナビにお任せください

当社が運営する熱狂ベンチャーナビは、仕事に熱狂する企業の経営者を取材し、読み応えのあるリアルインタビューで紹介するメディアです。聞き手との対話を通じて、経営者自身の言葉で「なぜこの会社なのか」を語っていただき、理念や原体験を一次情報として引き出します。 企画・撮影・取材から記事化まで一貫して行うので、質問設計や記事化の負担をかけずに、想いを形にできます。取材先は設立まもないベンチャーから上場企業の経営者まで幅広く、条件では大手に見劣りする会社でも、経営者の言葉で魅力を届ける後押しをします。

さらに、運営元の株式会社デジマケはSEOやSNS運用によるWeb集客支援を手がけています。求職者が会社名や代表者名で検索したときに、インタビュー記事や熱狂ベンチャー100選が見つかることで、認知から内定承諾までの各段階で入社意欲を高める接点をつくれます。 掲載の事例は代表インタビューや熱狂ベンチャー100選でご覧いただけます。

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代表インタビューの質問に関するよくある質問

代表インタビューの質問は何問くらい用意すればよいですか

決まった正解の数はなく、1問ずつ深掘りできるところまで絞るのが基本です。 適正な数は、取材時間だけでなく、相手や媒体、どこまで具体的な話を引き出したいかによって変わります。数を詰め込むより、核になる質問を決め、時間が余れば広げるほうが、密度の高い話を引き出せます。

事前に質問を相手へ渡したほうがよいですか

全部渡すか、テーマだけ渡すかは、狙いに応じて決めます。 すべて渡すと相手は準備しやすい一方、答えが用意されたものに寄りがちです。生きた反応を引き出したいなら、大枠のテーマだけを共有する方法もあります。

本音や深い話を引き出すコツはありますか

最大のコツは、話し方のテクニックより、事前リサーチで相手を深く理解しておくことです。 調べ尽くしたうえで具体的なエピソードを掘り下げ、沈黙を恐れず相手が語り出すのを待つと、その人ならではの言葉が出てきます。

質問づくりに生成AIを使ってもよいですか

たたき台づくりや、抜け漏れ・偏りのチェックには有効です。 ただしAIの案は一般論に寄りがちなので、事前リサーチで得た相手固有の情報を足し、自社のゴールに合う質問へ仕上げることが欠かせません。

自社で取材するのと、メディアに取材してもらうのは何が違いますか

自社で書くと前提を共有しすぎて浅くなりがちですが、外部の聞き手の問いを通すと言語化が進みます。 多忙で手が回らない場合は、取材・記事化を任せられる形から始めると、負担を抑えて一次情報を残せます。

まとめ

本記事では、代表インタビューの質問例と作り方を、目的設定から事前準備、質問の構成順、カテゴリ別の質問例、短時間で絞り込むコツ、失敗の防ぎ方、質問票の実務までを通して解説しました。大切なのは、質問を数多くそろえることよりも、記事のゴールから逆算し、事前リサーチを土台に、過去・現在・未来の流れで質問を組み立てることです。迷ったら、本記事のチェックリストで自社の質問づくりを点検してみてください。

そのうえで、経営者自身の言葉で理念や原体験を届けたいなら、ベンチャーから上場企業まで数多くの経営者を取材してきた熱狂ベンチャーナビにご相談ください。読み応えのあるリアルインタビューや熱狂ベンチャー100選への掲載で、経営者の言葉から共感を生むお手伝いをします。

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編集者

小川 莉奈 - 熱狂ベンチャーナビ編集部

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看護師から一般企業へ就職。その後株式会社デジマケに入社。自身の転職経験を元に新卒~若手の転職者にわかりやすい情報をお届けします。

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監修者

西畑大樹 - 熱狂ベンチャーナビ運営責任者

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新卒で証券会社に入社。その後、不動産・マーケティング・SaaS企業と4社の経験を経て独立。
学生時代は無人島のインターンや創業2か月目の会社でインターン生として2年勤務。
学生時代から新卒就活領域のメディア運営やキャリアコンサルタントを行っていた経験を元に業界や企業理解が深まるインタビュー記事や就活や転職に役立つ情報をお届けします。

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秋山翔一 - 熱狂ベンチャーナビ編集責任者

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新卒で商社に入社。その後WEBマーケティング支援を行う会社に転職。その後、繊維メーカーの役員を経て株式会社デジマケを創業。
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執筆者情報

熱狂ベンチャーナビ編集部はインターンシップ・新卒就活・転職経験者で編成されております。20代~30代の幅広い年齢・職種やキャリアを持つメンバーが在籍しているため、就活・転職の苦しかった経験や成功体験を元に求職者に役立つ情報を発信いたします。

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