インタビュー記事の書き方|3つの形式の選び方と構成・レイアウト、原稿確認まで

インタビュー記事の書き方の基本は、話を録音どおりに並べることではなく、読み手が知りたい順に組み直し、話し手らしい言葉を残して整えることです。形式は目的に合わせて3つから選び、見出しとリード文で読みどころを示したうえで、話し手の確認を経て公開します。

見落とされやすいのは、話した言葉そのものにも権利が関わりうる点でしょう。原稿確認は礼儀のためだけでなく、話し手の意図を守るための工程でもあります。

この記事では、形式の比べ方から、文字起こしを原稿にする手順、レイアウト、確認の進め方、公開前に確かめたい法令までを順に整理しました。経営者の言葉を社外のインタビュー記事でも届けたい方は、掲載のご相談もご覧ください。

目次

インタビュー記事の書き方で大事なのは「読み手が知りたい順」に組み直すこと

インタビュー記事は、話し手の言葉を素材にしながら、読み手が知りたい順番に組み直して届ける記事です。 取材の場では話題が行きつ戻りつし、同じ話が何度も出てきます。録音を頭から順に文字にしただけでは、読み手は要点にたどり着く前に読むのをやめてしまうでしょう。

かといって、整えすぎると誰が話しても同じような文章になります。目指したいのは、構成は書き手が組み直し、言い回しには話し手らしさを残す、という役割分担です。文化審議会が令和4年に建議した「公用文作成の考え方」も、話し言葉を書き言葉に直して残す議事録や会見録について、元の内容を正しく保ちながら簡潔に分かりやすくまとめるよう努めるとしています。政府の文書のための指針ですが、インタビュー記事を整えるときにも通じる考え方です。

比べる点録音を話した順に並べた記事読み手に向けて組み直した記事
並び順取材で話題が出た順読み手の疑問に答える順
言葉言い直しや重複がそのまま残る意味を変えずに整え、その人らしい言い回しは残す
見出し「〇〇について」など話題の名前だけ発言の要点や結論が分かる
読み終えて残るもの長い会話を聞いたという印象話し手の考えと、そう考える理由

採用や広報のために自社でつくる記事は、人事や広報の担当者が経営者や社員に話を聞く、社内の人同士の取材になりがちです。事情を知っているぶん、部署の役割といった前提を説明しないまま書き進めてしまうことも。読み手は会社の外にいる人だと意識するだけで、どこに説明を足し、どこを削るべきかが見えてきます。

参考:文化庁「「公用文作成の考え方」について(建議)」

インタビュー記事ができるまでの7工程|取材前から公開後まで

インタビュー記事は、書く作業だけで仕上がるものではありません。取材の前に決めることと、書き終えてから確かめることが、記事の出来を左右します。全体の流れは次の7工程です。

  1. 目的と読み手を決める
  2. 形式と構成案を決める
  3. 使い道を話し手と合意し、取材と録音・撮影をする
  4. 文字起こしから原稿にする
  5. 見出し・リード文・レイアウトを整える
  6. 話し手に原稿を確認してもらう
  7. 権利と表示を確かめて公開し、内容を更新していく

書き始める前の1と2を決めておくと、取材で何を聞くべきか、どの話を削るべきかの判断がぶれなくなります。 目的は「誰に読んでほしいか」「読み終えたあと何をしてほしいか」「話し手の何を伝えるか」を1文にまとめておくのがコツです。たとえば「営業職への転職を考えている人に、代表が営業のやり方を変えた理由を伝え、募集ページへ進んでもらう」のように書けば、取材で深掘りする話も、記事で残す話も自然に絞れます。

インタビュー記事ができるまでの7工程。1 目的と読み手を決める(誰に読んでほしいか、読み終えたあと何をしてほしいか、話し手の何を伝えるかを1文に)。2 形式と構成案を決める。3 使い道を話し手と合意し、取材と録音・撮影をする。4 文字起こしから原稿にする。5 見出し・リード文・レイアウトを整える。6 話し手に原稿を確認してもらう。7 権利と表示を確かめて公開し、内容を更新していく。
インタビュー記事ができるまでの7工程。1 目的と読み手を決める(誰に読んでほしいか、読み終えたあと何をしてほしいか、話し手の何を伝えるかを1文に)。2 形式と構成案を決める。3 使い道を話し手と合意し、取材と録音・撮影をする。4 文字起こしから原稿にする。5 見出し・リード文・レイアウトを整える。6 話し手に原稿を確認してもらう。7 権利と表示を確かめて公開し、内容を更新していく。

取材で使う質問の組み立て方は代表インタビューの質問例と作り方で、社員に話を聞くときの質問例は社員インタビューの作り方で整理しています。ここからは、取材を終えたあとの「書く・組む・見せる」工程を中心に見ていきましょう。

インタビュー記事の3つの形式|Q&A・一人称・三人称の違いと向き不向き

インタビュー記事の形式は、大きく次の3つに分かれます。

  • Q&A形式
  • 一人称形式
  • 三人称の地の文形式

どれが優れているというより、伝えたいことと読まれ方によって向き不向きが分かれます。

比べる点Q&A形式一人称形式三人称の地の文形式
見た目質問と答えが交互に並ぶ話し手の語りが続く書き手の文章の中に発言のカギカッコが入る
話し手の言葉の残り方答えがほぼそのまま見える語り口ごと残る選んだ発言だけが残る
書き手の手間比較的少ない語りを一続きにつなぐ編集が要る構成と描写の力が要る
向く記事社員インタビュー、いくつもの話題を聞く記事経営者の想い、創業や転機の経緯職場やプロジェクトの紹介、複数人への取材
注意したいこと問いと答えが並ぶだけだと単調になる本人が書いたように読まれるため、言っていない言葉を足さない書き手の解釈が地の文に混ざりやすい

同じ話でも、形式によって受け取る印象は変わります。架空の物流会社の代表が、創業3年目に大きな取引先を失ったときの不安と決断を語った場面を、3つの形式で書き分けてみました。

形式同じ話を書いた例(架空の会社)
Q&A形式Q:創業から、いちばん苦しかった時期はいつですか。A:3年目です。大きな取引先との契約が終わり、翌月の給料を払えるのか、本気で不安になりました。そこで、1社に頼るのはやめようと決めたんです。
一人称形式いちばん苦しかったのは、創業3年目です。大きな取引先との契約が終わり、翌月の給料を払えるのか、本気で不安になりました。1社に頼るのはやめよう。そう決めたのは、このときです。
三人称の地の文形式転機は創業3年目に訪れました。大きな取引先との契約が終わり、代表は「翌月の給料を払えるのか、本気で不安になりました」と振り返ります。取引先を1社に頼らない体制づくりは、ここから始まりました。

形式に迷ったら、次の3つの問いで考えると決めやすくなります。

  • 記事の主役は、誰の言葉か
  • 話し手は何人か
  • 読み手は拾い読みするか、通して読むか

1人の考えを深く伝えたいなら一人称形式、問いと答えのやり取りを見せたいならQ&A形式が候補です。話し手が2人以上の対談や座談会は、話者名を付けたQ&A形式か、三人称の地の文形式でまとめる形がよく使われます。読み手が気になる話題だけを拾い読みしやすい採用サイトではQ&A形式、通して読んでもらう特集ページでは一人称や三人称、という選び方もできるでしょう。

インタビュー記事の形式を選ぶ3つの問い。記事の主役は誰の言葉か:1人の考えを深く伝えたいなら一人称形式、問いと答えのやり取りを見せたいならQ&A形式。話し手は何人か:2人以上の対談や座談会は、話者名を付けたQ&A形式か三人称の地の文形式。読み手は拾い読みするか通して読むか:拾い読みされやすい採用サイトならQ&A形式、通して読んでもらう特集ページなら一人称や三人称。
インタビュー記事の形式を選ぶ3つの問い。記事の主役は誰の言葉か:1人の考えを深く伝えたいなら一人称形式、問いと答えのやり取りを見せたいならQ&A形式。話し手は何人か:2人以上の対談や座談会は、話者名を付けたQ&A形式か三人称の地の文形式。読み手は拾い読みするか通して読むか:拾い読みされやすい採用サイトならQ&A形式、通して読んでもらう特集ページなら一人称や三人称。

Q&A形式は、同じ型で何本も作る記事に向く

Q&A形式は、話し手の答えをほぼそのまま見せられるため、言葉の温度が伝わりやすい形式です。 質問が小見出しの役割も果たし、読み手は気になる問いだけを拾い読みできます。一方で、問いと答えが淡々と並ぶだけだと、どの記事も同じ印象になりがち。答えの中のいちばん伝えたい一言を小見出しや強調引用に使い、聞き手の発言は短く削って、主役を答えの側に置きましょう。

一人称形式は、想いや決断の経緯を一続きで伝えられる

一人称形式は、話し手が自分で語っているように書くため、想いや決断の経緯を一続きの物語として伝えやすい形式です。 そのぶん、読み手は本人が書いた文章として受け取ります。語りをつなぐ接続の言葉は足しても、考えや評価にかかわる言葉は録音にあるものだけを使う、と線を引いておくと安心です。記事の末尾に「取材をもとに編集部が構成しました」と添えておけば、成り立ちも伝わります。

三人称の地の文形式は、場面や複数人の話を描ける

三人称の地の文形式は、書き手の視点で場面や背景を描き、その中に発言をカギカッコで差し込む形式です。 話し手の表情や取材した場所の空気まで書き込めるのが強みでしょう。ただ、「強い信念を持つ経営者」のように人物の評価を地の文で言い切ると、話し手が言っていない人物像を作りかねません。評価は発言そのものに語らせ、地の文は事実と場面の描写にとどめるのが無難です。

インタビュー記事の構成の組み立て方|タイトルから締めまでの型

形式を決めたら、記事の骨組みをつくります。インタビュー記事は、どの形式でも次のパートで組むのが基本です。

パート役割書くときのポイント
タイトル読むかどうかを決めてもらう誰の話か、読むと何が分かるかを入れる
リード文読みどころを先に伝える人物の紹介と、記事で語られる要点を短く
プロフィール話し手を紹介する肩書・経歴と、いつ取材した情報かを書く
本文話題ごとに読ませる1つの小見出しに1つの話題を置く
締め読み終えたあとの行動につなぐ話し手からのメッセージと、次に読んでほしいページ

構成案は、取材の前に「何を聞くか」の地図として仮につくり、取材のあとに実際に出てきた話から作り直します。想定していなかった話のほうが面白ければ、構成ごと入れ替えて構いません。

本文の並べ方には、主に3つの型があります。

並べ方組み立て向く記事
結論からいま伝えたい考え→その理由→背景のエピソード採用ページの経営者インタビュー、忙しい読み手向けの記事
時系列過去→転機→現在→これから創業の経緯、キャリアの歩み
話題別仕事内容・職場・これから、のように話題で区切る社員インタビュー、Q&A形式の記事

迷ったときは「結論から」の型が使いやすいでしょう。「公用文作成の考え方」が文書の構成で挙げる「結論は早めに示し、続けて理由や詳細を説明する」という順番は、インタビュー記事にも通じるものです。読み手が最初の数段落で「この人は何を伝えたいのか」をつかめれば、その先の背景や苦労話も、答え合わせのように読み進めてもらえます。

参考:文化庁「「公用文作成の考え方」について(建議)」

文字起こしから原稿にする5つの手順

録音を記事にする作業は、次の5つの手順に分けると迷いにくくなります。

  1. 録音を文字に起こす
  2. 使いたい発言に印を付ける
  3. 構成案に沿って並べ替える
  4. 話し言葉を読みやすく整える
  5. 数字・固有名詞・時期を確かめる

① 録音を文字に起こす

文字起こしには、言いよどみまで一字一句残す「素起こし」、「えー」「あの」などを取り除く「ケバ取り」、書き言葉に整える「整文」といった段階があります。記事の素材にするなら、まずケバ取りまで起こしておくと後の作業が楽になります。自動で文字起こしをするツールでは、固有名詞の誤変換や話し手と聞き手の取り違えが起こりがちです。ツールで起こした文章は下書きと割り切り、引用したい発言は録音を聞き直して確かめましょう。

録音や文字起こしには、話し手の名前や経歴といった個人情報が含まれます。個人情報保護委員会は令和5年6月の注意喚起で、事業者が生成AIサービスに個人情報を含む指示を入力する場合は、利用目的の達成に必要な範囲内かを十分に確認するよう求めました。本人の同意なく入力した個人データが応答の出力以外の目的で扱われると法律違反となる可能性があるとして、機械学習に使われないこと等の確認も呼びかけています。生成AIで文字起こしや要約をするなら、サービスの設定や利用条件を先に確かめておきましょう。

参考:個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について」

② 使いたい発言に印を付ける

起こした文章を読み返し、その人らしい言い回し、いつ・誰と・何をしたかが分かるエピソード、数字や固有名詞に印を付けていきます。あわせて、「ここはオフレコで」と言われた箇所、取引先や元同僚など話し手以外の人の名前、社外に出せない数字にも印を付けておきましょう。オフレコの箇所は、原稿にする前の段階で真っ先に消しておくと、後の工程で誤って残す事故を防げます。

③ 構成案に沿って並べ替える

印を付けた発言を、構成案の順番に並べ替えます。取材の終盤に出た話を冒頭に持ってきても、繰り返された話を1か所にまとめても問題ありません。ただし、発言を移すときは、前後の文脈から切り離して意味が変わらないかを確かめます。「繁忙期を除けば、残業はほとんどありません」から「繁忙期を除けば」を落とすだけで、言いたいことは別物になってしまうのです。条件や前置きのついた発言は、条件ごと移しましょう。

④ 話し言葉を読みやすく整える

並べ替えたら、話し言葉を読みやすく整えます。「公用文作成の考え方」は、一文が長くなると読みにくくなりがちだとして、適当な長さは一概に決められないものの、50〜60字ほどになってきたら読みにくくなっていないか意識するとよい、としています。話し言葉は一文が長くつながりやすいので、句点で区切るだけでも読みやすさは変わるはずです。

話したまま整えたあと手を入れたところ
えーと、まあ、正直そのときは、結構きつかったんですよね正直、そのときはきつかったです言いよどみと口ぐせを削った
お客さんに言われて、それで、あ、これだって思って、次の週にはもう企画書を出してたんですお客様のひと言で「これだ」と思い、翌週には企画書を出していました長い一文を整え、出来事の順番を分かりやすくした
うちはスピードが命なのでそのまま残す話し手らしい言い回しは残した
売上が倍くらいになって資料で確かめてから載せる数字は事実確認に回した

整えるときに守りたいのは、意味を変えないことと、録音にない言葉を足さないことの2つです。取材を重ねていると、読み手の印象に残るのは、きれいに整った文よりも、その人にしか言えない言い回しのほうだと感じます。

⑤ 数字・固有名詞・時期を確かめる

最後に、数字・社名・人名・役職・時期を、資料や公開情報と照らし合わせます。話し手の記憶違いは珍しくありません。確かめられない数字は載せないか、「本人の実感では」のように感覚であることが分かる書き方にとどめ、迷う箇所は原稿確認のときに質問としてまとめて渡しましょう。

文字起こしから原稿にする5つの手順。1 録音を文字に起こす(まずケバ取りまで。ツールで起こした文章は下書きと割り切る)。2 使いたい発言に印を付ける(その人らしい言い回し、エピソード、数字。オフレコの箇所は真っ先に消す)。3 構成案に沿って並べ替える(条件や前置きのついた発言は条件ごと移す)。4 話し言葉を読みやすく整える(意味を変えず、録音にない言葉を足さない)。5 数字・固有名詞・時期を確かめる(確かめられない数字は載せない)。
文字起こしから原稿にする5つの手順。1 録音を文字に起こす(まずケバ取りまで。ツールで起こした文章は下書きと割り切る)。2 使いたい発言に印を付ける(その人らしい言い回し、エピソード、数字。オフレコの箇所は真っ先に消す)。3 構成案に沿って並べ替える(条件や前置きのついた発言は条件ごと移す)。4 話し言葉を読みやすく整える(意味を変えず、録音にない言葉を足さない)。5 数字・固有名詞・時期を確かめる(確かめられない数字は載せない)。

参考:文化庁「「公用文作成の考え方」について(建議)」

見出しとリード文の付け方|読みどころを先に見せる

本文が整ったら、読み手を記事に招き入れる見出しとリード文を仕上げます。

  • 見出しには、話題の名前ではなく発言の要点を入れる
  • リード文は、人物・経歴・語られること・読みどころの4つで組む

見出しは、追うだけで話の流れが分かるように

「公用文作成の考え方」は、見出しだけを読んでいけば文書の内容と流れがおおよそつかめるようにするとよい、としています。インタビュー記事でも同じで、小見出しを上から追うだけで、話し手が何を語ったのかが見えてくる状態を目指しましょう。

話題の名前だけの見出し発言の要点が分かる見出し(架空の例)
入社のきっかけについて決め手は、面接で社長が話した失敗の経験でした
今後の展望3年後には、地方の倉庫にも同じ仕組みを広げたい
仕事のやりがい「助かった」と言われる回数が、仕事の手応えに

話し手の発言を見出しに使うときは、カギカッコで本人の言葉だと分かるようにし、一部だけを切り取って意味が変わらないかを確かめてください。タイトルも同じ考え方で、誰の話か、読むと何が分かるかを、検索結果や一覧で途中が切れても伝わるよう前のほうに置きます。

リード文は4つの要素で組む

リード文は、本文を読むかどうかを決めてもらうための入り口です。次の4つの要素を、目安として2〜4文ほどに収めると組みやすくなります。

  • 名前と肩書
  • 経歴や、いま取り組んでいること
  • 記事で語られる要点
  • 読むと何が分かるか

たとえば架空の物流会社なら、「創業3年目に大きな取引先を失った物流会社の代表は、その経験から『1社に頼らない』経営に切り替えました。この記事では、決断の経緯と、いま一緒に働く仲間に求めることを、本人の言葉で紹介します。」のように書けます。答えを先に示し、詳しい経緯は本文に任せる組み立てにすると、リード文が長くなりすぎません。

リード文の4つの要素と、架空の物流会社での例。名前と肩書:物流会社の代表。経歴や、いま取り組んでいること:創業3年目に大きな取引先を失った。記事で語られる要点:その経験から「1社に頼らない」経営に切り替えた。読むと何が分かるか:決断の経緯と、いま一緒に働く仲間に求めること。
リード文の4つの要素と、架空の物流会社での例。名前と肩書:物流会社の代表。経歴や、いま取り組んでいること:創業3年目に大きな取引先を失った。記事で語られる要点:その経験から「1社に頼らない」経営に切り替えた。読むと何が分かるか:決断の経緯と、いま一緒に働く仲間に求めること。

参考:文化庁「「公用文作成の考え方」について(建議)」

インタビュー記事のレイアウトとデザイン|写真・小見出し・引用の見せ方

文章が同じでも、見せ方しだいで読み進めてもらえるかどうかは変わります。レイアウトで押さえたいのは次の4点です。

  • スマートフォンで読まれる前提で組む
  • 写真は話題の切り替わりに置き、キャプションを付ける
  • 伝えたい発言は強調引用で目立たせる
  • 誰でも読める形に整える

スマートフォンで読まれる前提で組む

総務省の「令和7年通信利用動向調査」は、令和7年8月末時点で、6歳以上の世帯構成員を対象に調べたものです。インターネットの利用を端末別にみると、スマートフォンがパソコンを28.8ポイント上回りました。年齢階層別では、20〜59歳の各階層で約9割がスマートフォンでインターネットを利用しています。いずれも複数回答の結果です。

採用や広報の記事も、スマートフォンの縦長の画面で読まれる場面を前提に組むのが現実的でしょう。1段落を短めに保ち、文字だけの画面が長く続かないよう写真や強調引用を挟み、表は列を絞って横にはみ出さないようにします。パソコンで原稿を確かめたあと、スマートフォンでも一度表示してみることをおすすめします。

参考:総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」

写真は話題の切り替わりに置き、キャプションを付ける

記事の冒頭には、話し手の表情が分かる写真を置きます。本文では、話題が変わる小見出しの近くに、話している様子や仕事中の手元、職場の風景を挟むと、読み手が一息つける区切りになります。正面の顔写真ばかりが続くと単調になるため、撮影の段階で、横から・作業中・場所の分かる引きの構図などを押さえておきましょう。写真には、誰が、どこで、何をしているところかを短いキャプションで添えると、写真だけを見た人にも内容が伝わります。

伝えたい発言は強調引用で目立たせる

印象的な発言を、文字を大きくしたり罫で囲んだりして抜き出す「強調引用」は、流し読みする人の目を止める手段です。使うのは本文にある言葉だけにし、話し手の名前を添えるのが基本。多用するとどれも目立たなくなるので、いちばん伝えたい発言に絞りましょう。Q&A形式なら、「Q」「A」の記号や聞き手・話し手の名前を行の頭に付けると、どこからが誰の言葉かが一目で分かります。

誰でも読める形に整える

デジタル庁の「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」(2025年10月16日版)は、行政機関向けのノウハウを中心にしつつ、民間事業者も対象読者に挙げています。同ガイドブックは必ず達成しなければならない項目として、画像にはその画像が示す情報を代替テキストとして付けること(長さは80字が目安)、色だけといった単一の表現で情報を伝えないこと、見出しだけでその区切りの内容が分かるようにすることを示しています。

インタビュー記事に当てはめれば、写真には「工場の通路で、新しい仕分けの仕組みを説明する代表」のような代替テキストを付け、聞き手と話し手は色の違いだけでなく名前や記号でも区別する、ということです。見出しに要点を入れておく工夫は、拾い読みする人にも、読み上げ機能で記事を聞く人にも役立ちます。

インタビュー記事のレイアウトで押さえたい4点。スマートフォンで読まれる前提で組む:1段落を短めに保ち、写真や強調引用を挟み、表は列を絞る。写真は話題の切り替わりに置く:冒頭は表情が分かる写真、本文は話題が変わる小見出しの近くに置き、キャプションを添える。伝えたい発言は強調引用で目立たせる:本文にある言葉だけを使い、話し手の名前を添える。誰でも読める形に整える:写真に代替テキスト(80字が目安)を付け、聞き手と話し手は色だけでなく名前や記号でも区別する。
インタビュー記事のレイアウトで押さえたい4点。スマートフォンで読まれる前提で組む:1段落を短めに保ち、写真や強調引用を挟み、表は列を絞る。写真は話題の切り替わりに置く:冒頭は表情が分かる写真、本文は話題が変わる小見出しの近くに置き、キャプションを添える。伝えたい発言は強調引用で目立たせる:本文にある言葉だけを使い、話し手の名前を添える。誰でも読める形に整える:写真に代替テキスト(80字が目安)を付け、聞き手と話し手は色だけでなく名前や記号でも区別する。

参考:デジタル庁「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」

話し手の原稿確認の進め方|何を、どこまで見てもらうか

原稿ができたら、公開する前に話し手に確認してもらいます。進めるうえでのポイントは次の3つです。

  • 確認してほしい範囲と期限を、依頼の時点で伝える
  • 公開時に近い形で見てもらう
  • 修正の希望は、種類ごとに受け方を決めておく

原稿確認は、事実の誤りや公開してほしくない話を取り除き、発言の意図とずれていないかを確かめる工程で、礼儀のためだけの手続きではありません。文化庁の「著作権テキスト」令和8年度版は、言語の著作物の例に講演を挙げ、原稿なしの講演も保護の対象になると説明しています。話し手の言葉も、思想や感情を創作的に表したものであれば著作物にあたりうるということです。著作権法は、著作者が自分の著作物を意に反して変えられない権利も定めています。

“
著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないものとする。
著作権法(昭和45年法律第48号)
第20条第1項
条文を見る

この同一性保持権は著作者人格権の一つで、同テキストによれば、著作者人格権は譲り渡すことができません。同じ条の第2項には、著作物の性質や利用の目的・態様に照らしてやむを得ないと認められる改変などを対象から外す定めもあります。もっとも、単なる事実やありふれた言い回しは著作物にあたらず、話し手の言葉と書き手の構成のどちらに創作性があるかも記事ごとに異なるため、話し手が著作者にあたるかどうかは一律には決まりません。それでも、意に反する書き換えをしないよう確認を経て公開する流れにしておけば、権利の面でも信頼関係の面でも安心です。

確認してほしい範囲と期限は、依頼の時点で伝える

確認を頼むときは、話し手に見てほしいことと、書き手の側で決めることを分けて伝えます。話し手に確かめてもらうのは、事実や数字に誤りがないか、発言の意図とずれていないか、公開してほしくない話や名前が残っていないか、使う写真に抵抗がないか、の4点です。一方、記事全体の構成と話題の順番、見出しやリード文の書き方、文字数と削る話題、写真の配置とレイアウトは、書き手の側で決めます。ただし、見出しに発言を使った場合は、その切り取り方も話し手に見てもらいましょう。戻してほしい期限と、確認をお願いする回数の見込みもあわせて伝えておくと、話し手も迷わずに済みます。

原稿確認での役割の分け方。中身:話し手には事実や数字に誤りがないかを確かめてもらい、記事全体の構成と話題の順番は書き手の側で決める。言葉:話し手には発言の意図とずれていないか(見出しに使った発言の切り取り方も)を見てもらい、見出しやリード文の書き方は書き手が決める。載せる範囲:話し手には公開してほしくない話や名前が残っていないかを見てもらい、文字数と削る話題は書き手が決める。写真:話し手には使う写真に抵抗がないかを見てもらい、写真の配置とレイアウトは書き手が決める。
原稿確認での役割の分け方。中身:話し手には事実や数字に誤りがないかを確かめてもらい、記事全体の構成と話題の順番は書き手の側で決める。言葉:話し手には発言の意図とずれていないか(見出しに使った発言の切り取り方も)を見てもらい、見出しやリード文の書き方は書き手が決める。載せる範囲:話し手には公開してほしくない話や名前が残っていないかを見てもらい、文字数と削る話題は書き手が決める。写真:話し手には使う写真に抵抗がないかを見てもらい、写真の配置とレイアウトは書き手が決める。

公開時に近い形で見てもらう

文字だけのファイルでは、公開されたときの印象がつかめません。写真・見出し・キャプションを入れた、公開時に近い形で確認してもらうと、写真の選び方や見出しへの違和感にも気づいてもらえます。

修正の希望は、種類ごとに受け方を決めておく

戻ってくる修正の希望は、種類によって受け方が変わります。

修正の希望例受け方
事実の誤り年や数字、社名の誤りそのまま直す
意図とのずれ「その言い方だと誤解される」話し手と相談して言い直す
公開を控えたい話取引先の名前、家族の話削るか、特定できない書き方にする
表現の好み文章をまるごと書き直してほしい理由を聞き、話し言葉らしさを残す形で調整する
社内からの指摘法務や人事からの修正書き手が窓口になり、まとめて反映する

話し手が自分で書き直した文章は、硬い書き言葉になりやすいものです。直したい理由を聞き、その理由に沿う範囲で元の言葉を生かして調整を相談すると、本人の納得と読みやすさを両立しやすくなります。

参考:e-Gov法令検索「著作権法」
参考:文化庁「著作権テキスト 令和8年度版」

公開前に確かめたい権利と法令|著作権・肖像権・個人情報

インタビュー記事は、話し手の言葉や写真、経歴といった人に結びつく素材でできています。公開前に確かめたいのは次の4点です。

  • 記事と写真を使える範囲を、取材前に書面で決めておく
  • 写真は話し手の了承と写り込みを確かめる
  • 経歴や録音は個人情報として扱う
  • 採用目的の記事は、募集情報の表示ルールも意識する

記事と写真を使える範囲は、取材前に書面で決めておく

1本のインタビュー記事には、何人かの権利が重なりえます。話し手の言葉が著作物にあたりうることは、原稿確認の項で触れたとおりです。文化庁の「著作権テキスト」令和8年度版によれば、原稿のほうは、会社の企画で社員が職務として書き、会社名義で公表し、契約や就業規則に社員を著作者とする定めがない、という要件がそろえば、会社自身が著作者となる職務著作になりえます。外部のライターや制作会社に頼んだ原稿は、代金を支払っていても実際に書いた受注者の側が著作者となるため、納品後に使うための契約が欠かせません。写真も、同テキストが著作物の例に肖像写真や風景写真を挙げるとおり、撮影者の権利が関わります。

素材権利が関わる人決めておくこと
話し手の発言話し手載せる場所と期間、抜き出して使う範囲、修正の扱い
書いた原稿職務著作なら会社、外部に頼んだなら受注者納品後に使える範囲、手直ししてよいか
撮った写真撮影者、写っている人使える媒体と期間、差し替えの希望への対応
写り込んだ人背景に写った社員や来客などぼかしや差し替えの方針

取材の前に、掲載先・期間・SNSや資料での二次利用・写真の扱い・退職や異動のときの扱いを書面で合意しておくと、公開後に使い道を広げたくなったときも迷いません。

写真は話し手の了承と写り込みを確かめる

文化庁の「著作権テキスト」令和8年度版によれば、肖像権は、自分の顔や姿をみだりに他人に公開されない権利で、法律の条文ではなく判例によって確立されてきたものです。インタビュー記事では、話し手本人が掲載に抵抗のない写真を選んでもらうのが基本です。背景に写った社員や来客、パソコンの画面やホワイトボードの文字にも目を配り、了承のない人が特定できる写り方をしていれば、ぼかすか別の写真に差し替えましょう。

参考:e-Gov法令検索「著作権法」
参考:文化庁「著作権テキスト 令和8年度版」

経歴や録音は個人情報として扱う

取材で聞いた経歴やエピソード、録音した声は、話し手の名前と結びついて特定の人を識別できるため、個人情報にあたります。個人情報データベース等を事業に使う「個人情報取扱事業者」には、取得したときの利用目的の伝え方について次の決まりがあります。

“
個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。 2 個人情報取扱事業者は、前項の規定にかかわらず、本人との間で契約を締結することに伴って契約書その他の書面(電磁的記録を含む。以下この項において同じ。)に記載された当該本人の個人情報を取得する場合その他本人から直接書面に記載された当該本人の個人情報を取得する場合は、あらかじめ、本人に対し、その利用目的を明示しなければならない。(後略)
個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)
第21条第1項・第2項
条文を見る

「利用目的」は、聞いた情報を何に使うかのこと。第1項は取得したら速やかに本人へ知らせるか公表する義務、第2項は書面で本人から直接受け取る場合に、受け取る前に目的をはっきり示す義務です。個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)は、第2項の対象となる例にアンケートに記載された個人情報を本人から直接取得する場合を挙げ、口頭で取得する場合は第1項に沿って公表か通知をするよう説明しています。取材の場で口頭で聞く話は第1項、事前に書いてもらうプロフィールシートは第2項にあたると考えて準備しておくと安心です。

なお、取得の状況からみて利用目的が明らかな場合、これらの規定は適用されません(第21条第4項第4号)。取材に応じる以上、記事に使うこと自体は明らかといえる場面も多いでしょう。ただ、どこに・いつまで・どんな形で使うのかまでは、状況だけでは伝わりません。 「お聞きした内容とお名前・写真は、当社採用サイトの記事と、採用説明会の資料に使います」のように使い道を書面で示し、話に出てきた話し手以外の人の名前や、本人が出したくない経歴は記事から外しておきましょう。

個人情報保護法は、令和8年7月17日に改正法が公布され、原則として公布から2年を超えない範囲内での施行に向けて、政令やガイドラインの整備が進められています。社内のルールを決めるときは、個人情報保護委員会の最新の情報を確かめてください。

参考:e-Gov法令検索「個人情報の保護に関する法律」
参考:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」
参考:個人情報保護委員会「令和8年 改正個人情報保護法について」

採用目的の記事は、募集情報の表示ルールも意識する

採用サイトに載せるインタビュー記事は、候補者が働き方を判断する材料として読まれます。職業安定法第5条の4は、労働者を募集する者が広告などで募集に関する情報を出すとき、虚偽の表示や誤解を生じさせる表示をしてはならないこと(第1項)、情報を正確かつ最新の内容に保たなければならないこと(第2項)を定めています。見出しで発言を切り取って働き方を実際より良く見せていないか、取材時点から変わった制度や数字が残っていないかを確かめておきましょう。自社サイトの記事が表示のルールの対象になる考え方は、オウンドメディアで採用を強くする方法で詳しく扱っています。

インタビュー記事の公開前に確かめたい4点。記事と写真を使える範囲:話し手の発言、原稿、写真には話し手・書き手・撮影者の権利が重なりうるため、掲載先・期間・二次利用を取材前に書面で合意する。写真の了承と写り込み:肖像権は判例によって確立された権利。話し手が抵抗のない写真を選び、了承のない人が特定できる写り方は避ける。個人情報の利用目的:口頭で聞いた話は、あらかじめ公表していなければ速やかに通知か公表(個人情報保護法第21条第1項)、書面で受け取るプロフィールシートはあらかじめ明示(第2項)。募集情報の表示:採用サイトの記事は虚偽・誤解を生じさせる表示をせず、正確かつ最新の内容に保つ(職業安定法第5条の4)。
インタビュー記事の公開前に確かめたい4点。記事と写真を使える範囲:話し手の発言、原稿、写真には話し手・書き手・撮影者の権利が重なりうるため、掲載先・期間・二次利用を取材前に書面で合意する。写真の了承と写り込み:肖像権は判例によって確立された権利。話し手が抵抗のない写真を選び、了承のない人が特定できる写り方は避ける。個人情報の利用目的:口頭で聞いた話は、あらかじめ公表していなければ速やかに通知か公表(個人情報保護法第21条第1項)、書面で受け取るプロフィールシートはあらかじめ明示(第2項)。募集情報の表示:採用サイトの記事は虚偽・誤解を生じさせる表示をせず、正確かつ最新の内容に保つ(職業安定法第5条の4)。

参考:e-Gov法令検索「職業安定法」

公開後の使い方|読まれる場所に置き、古くなったら手を入れる

インタビュー記事は、公開した日が完成ではありません。公開後にやることを、時期ごとに整理しておきます。

公開後にやること時期の目安ポイント
置き場所を決めて配る公開した直後採用サイトの職種ページ、スカウトの文面、会社紹介の資料など、読み手が通る場所に置く
抜き出して発信する公開からしばらくの間合意した範囲の発言と写真をSNSなどで使い、記事本体へのリンクを添える
反応を書き留める面談や商談のたび読み手が触れた発言をメモし、次の取材のテーマに生かす
内容を見直す半年や1年など、時期を決めて所属・役職・数字を確かめ、いつ取材した情報かを明記する
掲載を終えるか決める退職・異動・事業の変更のとき取材前に合意した扱いに沿って、非公開にするか時点を明記して残す

とくに見落としやすいのが、見直しの時期です。 役職や制度が変わったまま記事が残っていると、読み手は今もそうだと受け取ります。プロフィールの近くに取材した年月を書いておくだけでも、情報の鮮度が伝わるでしょう。記事を採用や広報のどの場面でどう使うかは、社長・代表インタビューの効果で場面ごとに整理しています。記事は読み手の手に渡ってはじめて働き始めるものだと、取材の回数を重ねるほど実感するようになりました。

インタビュー記事を公開する前の点検表

ここまでの要点を、1本の記事を公開する前に確かめる点検表にまとめました。次に公開する1本を思い浮かべながら、確認欄を一つずつ埋めてみてください。

段階点検項目確認
企画誰に何を伝える記事か、目的を1文で書き、それに合う形式を選んだか☐
取材前掲載先・期間・二次利用・写真の扱いと、聞いた内容の使い道を書面で伝えたか☐
原稿話した順ではなく、読み手が知りたい順に組み直したか☐
原稿話していない言葉を足したり、発言の意味を変えたりしていないか☐
原稿数字・固有名詞・時期を資料で確かめたか☐
見せ方小見出しを追うだけで話の流れがつかめるか☐
見せ方写真にキャプションと代替テキストを付けたか☐
確認公開時に近い形で、話し手に確認してもらったか☐
公開前写り込み、話し手以外の人の名前、オフレコの話が残っていないか☐
公開後取材した年月を記事に入れ、見直す時期を決めたか☐

埋まらない項目があれば、その工程に戻って手を入れてから公開しましょう。

経営者自身の言葉で語る長文インタビューなら熱狂ベンチャーナビにお任せください

熱狂ベンチャーナビは、当社が運営するインタビューメディアで、仕事に熱狂する企業をSNS・WEB口コミとリアルインタビューの両面から紹介しています。この記事で見てきた構成・文字起こし・原稿確認・権利の整理までを含め、企画・撮影・取材から記事化までの工程を当社が一貫して担い、経営者自身の言葉で事業を始めた理由やこれから向かう先を語っていただく、読み応えのある長文のリアルインタビューに仕上げるのが当社の役割です。自社で書くと前提を省きがちな想いも、聞き手の問いに答えていくうちに言葉になり、その言葉が記事の軸になっていくものです。 撮影素材が掲載企業の所有物になるのも特徴の一つ。取材先はベンチャーから上場企業の経営者まで幅広く、掲載の様子は代表インタビューや熱狂ベンチャー100選でご覧いただけます。

運営元の株式会社デジマケはSEOやSNS運用による集客支援を本業としており、そのノウハウで、会社名や代表者名で調べた求職者がインタビュー記事にたどり着ける自社サイトの外の接点をつくり、知ってもらう段階から内定承諾までの各段階で入社意欲を高めることを狙っています。効果を保証するものではありません。なお、掲載は広告企画としてお受けしており、インタビュー記事にはその旨を表示しています。社員の声は自社の記事で、経営者の言葉は長文のインタビューで、という組み合わせも含めてご相談ください。

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経営者インタビューの掲載について

経営者の言葉を、読み応えのあるインタビュー記事にして熱狂ベンチャーナビに掲載します。

  • 企画・撮影・取材から記事化まで一貫して対応
  • 設立まもないベンチャーから上場企業まで掲載
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※掲載は有償です。費用や掲載までの流れは、お問い合わせ後にご案内します。

インタビュー記事の書き方に関するよくある質問

インタビュー記事は何文字くらいが目安ですか

決まった文字数の基準はなく、目的と載せる場所に合わせて決めるのが基本です。 1本で伝えるテーマを1つに絞り、そのテーマに答えきれる長さを目安にしましょう。話題が多くて長くなるなら、小見出しで区切るか、前編・後編に分ける方法もあります。

Q&A形式と一人称形式は、どちらを選べばよいですか

社員インタビューのように同じ型で何本も作る記事や拾い読みされる記事ならQ&A形式、1人の想いや決断の経緯を一続きで伝えたいなら一人称形式が向いています。 一人称形式は本人が書いた文章のように読まれるため、話していない言葉を足さない注意が要ります。複数の人に話を聞く記事や、職場の様子を描きたい記事では、三人称の地の文形式も選択肢に入るでしょう。

話し手に原稿を大きく書き直されたら、どうすればよいですか

まず直したい理由を聞き、事実の誤りや意図とのずれならそれに沿って直し、表現の好みなら話し言葉らしさを残す形で調整を相談します。 話し手の発言が著作物にあたる場合、意に反する改変は著作権法第20条の同一性保持権に関わりうるため、書き手の判断だけで元に戻さず、合意したうえで仕上げましょう。確認を頼む時点で見てほしい範囲を伝えておくと、全面的な書き直しは起きにくくなります。

文字起こしにAIツールを使っても大丈夫ですか

使えますが、誤変換や話者の取り違えが起こる前提で、引用する発言は録音を聞き直して確かめましょう。 録音には個人情報が含まれるため、生成AIサービスを使うなら、個人情報保護委員会の令和5年6月の注意喚起に沿って、利用目的の範囲内か、入力したデータが機械学習に使われないか等を先に確かめておくと安心です。

取材した記事を、後からSNSや会社案内に使ってもよいですか

取材前に合意した範囲であれば使えますが、範囲を決めていなかった場合は、改めて話し手の了承を取るのが確実です。 記事の発言や写真には、話し手や撮影者の権利が関わることがあります。外部のライターや撮影者に頼んだ原稿・写真は納品後に使える範囲を契約で確かめ、個人情報の面でも、取材のときに伝えた使い道を超えないかを見ておきましょう。

まとめ

インタビュー記事の書き方の要は、話し手の言葉を素材に、読み手が知りたい順へ組み直すことにあります。目的と読み手を先に決め、Q&A・一人称・三人称の3つの形式から合うものを選び、文字起こしは意味を変えずに整えます。見出しとリード文で読みどころを先に示し、写真や強調引用はスマートフォンで読まれる前提で配置しましょう。公開の前には、話し手に公開時に近い形で確認してもらい、記事と写真を使える範囲、個人情報の使い道、募集情報としての表示を確かめておくと安心です。

書き手が一歩引くほど話し手の言葉は生きてくる、というのが、インタビュー記事をつくるたびに私たちが立ち返る感覚です。社員の声は自社の記事で届けつつ、経営者自身の言葉を社外の長文インタビューでも残したいときは、ベンチャーから上場企業までの経営者に話を聞いてきた熱狂ベンチャーナビに、一度ご相談ください。

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小川莉奈のアバター

編集者

小川 莉奈 - 熱狂ベンチャーナビ編集部

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看護師から一般企業へ就職。その後株式会社デジマケに入社。自身の転職経験を元に新卒~若手の転職者にわかりやすい情報をお届けします。

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監修者

西畑大樹 - 熱狂ベンチャーナビ運営責任者

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新卒で証券会社に入社。その後、不動産・マーケティング・SaaS企業と4社の経験を経て独立。
学生時代は無人島のインターンや創業2か月目の会社でインターン生として2年勤務。
学生時代から新卒就活領域のメディア運営やキャリアコンサルタントを行っていた経験を元に業界や企業理解が深まるインタビュー記事や就活や転職に役立つ情報をお届けします。

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秋山翔一 - 熱狂ベンチャーナビ編集責任者

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新卒で商社に入社。その後WEBマーケティング支援を行う会社に転職。その後、繊維メーカーの役員を経て株式会社デジマケを創業。
年間500記事以上の監修を行っております。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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熱狂ベンチャーナビ編集部はインターンシップ・新卒就活・転職経験者で編成されております。20代~30代の幅広い年齢・職種やキャリアを持つメンバーが在籍しているため、就活・転職の苦しかった経験や成功体験を元に求職者に役立つ情報を発信いたします。

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